概要
ESP32-DevKitC-32E実験用ベースボードは、Espressif社のWi-Fi,Bluetooth通信モジュールのESP32を搭載したマイコンボードESP32-DevKitC-32Eの実験に最適な実験用ベースボードです。
ESP32-DevKitC-32Eをそのままボードのソケットに装着することができます。ESP32-DevKitC-32Eの一部の機能ピンを除きほぼ全てのピンが取りだせます。
本体には5つのタクトスイッチ、6つの個別にON/OFFがディップスイッチで設定できるLEDが実装されています。
さらにオプション部品をご購入いただくとパーツリストに記載の部品が付属しています。これらを組み立てることでボードのフル機能を使うことができます。
パーツリストと基板の組み立て
パーツリストに記載の順番に基板に取り付けてください。
| 部品名 | 数量・型番等 | 位置・回路記号 | 備考 |
| フォトカプラ | 2個・TLP222A | P1, P2 | 取付方向あり(図A) |
| ブザー | 1個 | BZ | 取付方向あり(図B) |
| メスピンヘッダ19ピン | 2個・黒 | ESP32-DevKitC-32E取付部 | |
| メスピンヘッダ8ピン | 2個・黄 | mikroBUS取付部 | |
| メスピンヘッダ4ピン | 1個・黒 | I2C LCD | |
| オスヘッダピン2ピン | 1個 | I36JP | |
| 16文字2行I2C LCD | 1個 | ヘッダ取付済み |
・フォトカプラ TLP222A(図A)
基板の四角パッドがTLP222Aの1ピン(TLP222Aの1ピン側には●印あり)
・ブザー(図B)
ブザー表面に+印あり、+印側を基板シルク印刷の+マーク側にする

・完成した基板

パーツの配置
ESP32-DevKitC-32Eを取り付ける前にブザーの有効、無効を設定します。
ブザーの右隣にシルク印刷でBZと記載されているパッドがあります。ここを半田でショートするとGPIO13と接続されます。GPIO13をHレベルにするとブザーが鳴ります。使う予定がある場合には半田でショートしてください。GPIO13を別の機器等と接続する予定がある場合にはオープンにしておきます。
ESP32-DevKitC-32EはmicroUSBポートが基板左側になるように取り付けます。
メスヘッダピンに垂直に挿入してください。

16文字2行LCDは、ESP32-DevKitC-32Eの上に被さるように取り付けます。下の写真を参考に取り付けてください。
